訓練士を目指す
訓練士を目指す
自分が訓練士を目指したきっかけは、幼いころに飼っていた
シェルティーのジョンです。
あ、右の写真はJBとちゃいです(笑)
もともと、牧羊犬として改良された特徴として
吠えるのが得意な犬種なのですが、ただ可愛い
というだけで、しつけに関しての知識も犬種の
特性も全く知識のない状態で飼ってしまった結
果、成長と共に吠え声に対する苦情が増えまし
た。
大型犬を飼われていた近所の人に、悪い事をした時は叩いて罰しなきゃ駄目、と
『なぜ吠えるのか』を全く考えずに
言われたとおりただひたすらに叩いて怒っていました。良くなる訳ありませんね。
結局ひどくなるばかりで、最終的には知り合いに引き取られることになりました。
今だったら、基本方針のところにも書いてありますが
『犬の精神的不安を取り除く為に』室内に入れる
『怒るのではなく教える』
『出来たら必ず褒めてあげる』
などの方法をとると思います。(もちろんこれが全てという事ではありません。
状態によって多少変えていく事でしょう。)
しかし、しつけ方はその子の性格、状況によって少しずつ方法は変えなくては
いけませんが、基本は同じです。
文章からの知識ももちろんですが、訓練所で9年間、嫌と言うほど(笑)沢山の
わんちゃんを訓練させてもらい、少しずつですが理解してきたつもりです。
訓練士になって、そのわんちゃんとその飼い主さんと接すれば接するほど
- 『昔の自分みたいに飼い主も犬も不幸になってしまう
ケースを1つでも少なくしたい』 - 『しつけに関する少しの知識と気持ちがあれば絶対変えられる』
という思いがますます強くなり今に至ります。